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Comment 節付きのから松は15年ほど前に長野県を中心に開発、商品化され、国産の内装材としてはニューフェイスといえます 桧や杉は伝統建築に多用されてきたため和風のイメージが強く、洋間には使いづらい面がありますが、から松は洋間や民家調、ログハウスの内装にもよくなじみます 節と材とのコントラストが小さいのが特徴で、壁、天井にぐるりと貼ってもさほどうるさく感じられず、圧迫感を与えません 節付き材は脱脂処理されていることが用材としての最低条件なので、購入の際には必ず確認してください また、高齢木(天然)は東日本では赤松とも呼ばれる超高級材で、数寄屋普請などに使われます 主に柾目で用いられ、冬目と夏目のコントラストは年を経て日に焼けるといっそう大きく鮮やかになり、特有の絹状の光沢は手入れを重ねるにしたがい、さらに味わいを増します 価格が木曽桧と同等かそれ以上になってしまうので、代替品として、アメリカ産天然から松(タマラック)が多く使われています
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